Interview | xiexie

Interview | xiexie

xiexie

xiexieは一見すると
相反する要素が
絶妙に混ざった独特なバンド

いよいよ今週末にCHICKS RIOT!開催。というわけで、出演者の皆さんをインタビュー形式でご紹介する企画を復活してお送りします。まずはxiexie(シエシエ)からお届け。

ノスタルジックでドリーミー。USインディ感を漂わせるチルでサイケなオルタナバンド、xiexie(シエシエ)。繰り返される「dada…dada」のフレーズが印象的な、浮遊感たっぷりのポップチューン「dada」を初めて聴いた時の心地よい衝撃は今もなお。AlvvaysやSay Sue Me、No Vacationといった私の好きなインディポップともリンクするサウンドの成り立ちに、バンドとして影響を受けた音楽としてラモーンズやカーディガンズを挙げるルーツがあると知ってさらに魅力を感じずにはいられない。

xiexeiは2020年結成の4人組で、FUJI ROCK FESTIVALの”ROOKIE A GO-GO”出演も海外ツアーも経験済み。去年台湾のフェス『浪人際’23』へ参加するだけでなく自主企画を完売&成功させたことがSNSで話題にも。その後『xiexie/33』がCD/レコードで待望のフィジカル化、VAMP! SHOPではレコード盤を現在好評お取り扱い中。

そして、続く4/3にバンドの新境地を感じさせる最新デジタルシングル「please me」がリリース。せっかくなので少しでもお話を伺いたいと急遽インタビューをお願いすることに。対面での取材はまたの機会にと願いつつ、今回はメールで回答いただいた。話題の新曲や定評のあるライヴがより面白くなる内容になっているので、CHICKS RIOT!開催前にぜひ読んでみて。

Member Meari(Vo/G) 幸田大和(G) 開輝之(B) 飛田興一(Dr)
Interview/Text Ayumi Tsubouchi

新曲がxiexieの良きアッパーチューンになれば嬉しい

⏤⏤新曲「please me」リリース、おめでとうございます。モータウンmeetsサイケ風なイントロからワクワクするような曲で、早速ヘビロテしています。まずは今の感想と仕上がりについてご自身の感想をお聞きできますか。

幸田大和(G)無事にリリースできてよかったです。今一度xiexieらしさとは?を考えて作れたかなと思います。

開輝之(ひらきてるゆき)(B) xiexieの初期EPの香りを感じさせながらも、今までとは違うテイストに仕上がっていて、スパイスの効いた1曲になったと思います。

飛田興一(Dr) xiexieの良きアッパーチューンになれば嬉しいです。

⏤⏤「please me」はどのような構想から生まれた曲だったのでしょうか?

幸田 楽曲としてはもちろん、ライヴを意識した曲をもっと作りたいと思っていた時に最初の構成は完成しました。シンプルならではのアンサンブルを追求した感じですね。

⏤⏤制作過程の中で印象に残っている出来事やエピソードはありますか? 

幸田 実験的にいろいろなパターンのヴォーカルを入れてみました。思ったよりすぐできましたっw

飛田 シンセたくさん入れて、xiexie で今までにない感じですね。楽しみながら作りました。

⏤⏤”楽しませてよ”という意のタイトル「please me」について伺えますか?

幸田 ミュージシャンあるあるかもしれないんですが、オーディエンスの反応ってすごく気になるんですよね。その中でそのひと言があると対等になれるといいますか、一緒に楽しみたいという思いが伝わりやすいのかなと思ってタイトルにしました。

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