Interview | ジェニ・ジェニ

Interview | ジェニ・ジェニ

わかりやすいことをやりたい

⏤⏤ファースト7インチをリリースして1年。振り返って今思うこととかありますか?

ゆずビア やっぱりインスタのリールが出回っていてその反響がすごいですね。職場にも出回る勢い(笑)。

⏤⏤ジェニ・ジェニの画面から飛び出す勢いのライヴアクションはインパクトも楽しさも最強ですね。そういうのってどのくらい意識している?

キャロル・アイ! 自分たちが好んで観ている昔のロックンロールを聴かないような友人とかがジェニ・ジェニのライヴを観た時にどんなことで満足してくれるかなって考えるんですよ。その人たちはロックンロールというよりもロックのライヴをイメージして来ていると思うので、だったらステージ上で思いっきり腕を回してライヴしている方がライヴを観た感もあるかなって(笑)。

だったら、どっかをよじ登りながらパフォーマンスしている方が満足感もさらにあるよなとか。私の中にはそういうのがずっとあって。わかりやすいことをやりたいんですよ。子どもたちが観ても楽しいと思えるようなことをね。言葉の通じない海外の人たちに対してもそう。現にそういうアクションのリール動画を観てわざわざ地方からライヴに来てくれた方もいるわけで。

そういうアクションのインパクトとか。ピート・タウンゼントみたいな動きをする女の子がいるとか。そういうのをSNSでキャッチしてライヴに来てくれる人もいるし。まあ、純粋に面白いからやってみるかって感じですね(笑)。

⏤⏤ライヴの見せ方とか、バンド内で話すこともある?

ゆずビア 特には(笑)。

モモコ・ダイアモンド それぞれがやりやすい感じでやっています(笑)。

キャロル・アイ! モモコはモモコでギターソロの前に謎にピースして弾き始めたりするよね。

モモコ・ダイアモンド 無意識にやっていて、人から言われて気づくことも多いんですよ。

⏤⏤では、最後に今後について教えてもらえますか?

キャロル・アイ! 今はあまりなくて。ガレージパンク的には7インチを淡々とリリースして、LPは出さないとか。海外の訳わからないレーベルから突然10インチをリリースするとか。そんな感じの展開がいいなとか思っていて、、、まあ、気長にゆっくりとやっていきます!

⏤⏤他に何かありますか、、、?

キャロル・アイ! 主張とか伝えたいこととかはないですね。メッセージ性のないバンドをやりたいです。立派なことも言えない(笑)。

ゆずビア 意味を持って何かをやったこともないし。

キャロル・アイ! ないない(笑)。楽しい! わー!って。

モモコ・ダイアモンド こちらが楽しければみんなも楽しい。そんな気持ちです!

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