THE LET’S GO’s
「これからは私自身がTHE LET’S GO’s(レッツゴーズ)です!」。前回のインタビューでのココ(G/Vo)の言葉に頼もしさを覚えたのは、きっと私だけじゃないはず。トヨゾー(B/The Fadeaways、Nervous Hearts)、チェリー(Dr/Nervous Hearts、Young Parisian)という頼もしい兄さんたちを新リズム隊に従えて、ますます勢いをつけてエネルギッシュに活動中のレッツゴーズ。6月20日から始まるニッキー・コルヴェット・ジャパンツアーでは、レッツゴーズとして共演するだけでなく、ニッキーのバックバンドとして完全サポートすることになっています。バンドのこれからも、こちらのツアーも、もう楽しみしかないですね。
さて、“メンバーの脱退についての真相”がココ本人の説明によってクリアになったところで、今回は“期間限定メンバー版レッツゴーズの今”、に迫ってみたいと思います。会話のテンポも、コンビネーション…そして笑いのバランスもパーフェクト。ステージを降りても、息ピッタリな3人の軽快なトークをどうぞ(会話に(笑)が多すぎたため、半分減に編集しております)。
このレッツゴーズが、予定通り、ニッキー・コルヴェットのジャパンツアーと共に終わってしまうとは、うーむ、やっぱり残念すぎる。次は“Don’t Go’s”としての活動を期待していますよ。ねえ、みなさん?
Member(L→R)Toyozo(B) COCO(G/Vo) CHERRY(Dr)
Interview/Text/Photo Ayumi Tsubouchi
⏤リズム隊にチェリーさんとトヨゾーくんが加入した経緯から教えてください。
COCO 初ライヴは去年(2017年)の11月かな。『シマネジェットフェス』に出たのが10月だったから、その翌月だったと思います。
⏤この期間限定のレッツゴーズは、どんな感じでスタートしたのでしょう?
COCO ミィちゃんとモエちゃんが抜けることになったのが去年(2017年)の冬…で、同年春にM.O.T.O.(モト)の来日公演を組んでいた元THE PORTUGAL JAPAN(ポルトガルジャパン)のチェリーさんへ連絡を取ることがあって、その時に打ち明けたんですよ。そしたらすぐ、「俺、叩くけん!」って言ってくれて。それでチェリーさんとふたりでTHE LET’S GO ZOO(レッツゴーズー)を、3人のレッツゴーズと同時進行で始めたんです。それが夏頃だったかな。M.O.T.O.が来日した時には、レッツゴーズーとして出させてもらったりもして。そのあとですね、チェリーさんが「やっぱりベースを入れたい!」って。「俺はトヨゾーがいいと思う」と提案されまして。
CHERRY コイツしかいないって思って。
Toyozo で、本当に入ちゃったよ(笑)。
COCO (笑)トヨちゃん(Toyozo/The Fadeaways:フェイダウェイズ)は忙しいし、“ガレージの人”っていう感じだからきっと受けないだろうなって思っていたんですよ。それが、まさかの、「やりますよ〜!」の返事で(笑)。
CHERRY (トヨゾーを見ながら)この人にはメロコアの基礎がありますから!
全員 わははは!
Toyozo レッツゴーズがメロコアなのかどうかは置いておいてね(笑)。まあ、でも長い付き合いですからね。
⏤ココちゃんとトヨゾーくんって、どのくらいのお付き合い?
Toyozo 10年くらい?
COCO レッツゴーズを結成した2年後くらいには知り合っていたもんね。私も当時CD-R、買ったもん。
Toyozo 俺は無料配布されていた音源をもらったことがある。レッツゴーズ2回目くらいのライヴを観てましたよ。まだココちゃんたちがワンピ着ていて。
⏤へええ。
Toyozo で、去年のM.O.T.O.のジャパンツアー最後の打ち上げの時だったかな。(下北にあるロックバー)ぷあかうでふたりに口説かれて。
⏤そこで即答を?
Toyozo そう。「やりますやります!」って。ただ、帰宅してスケジュール帳を見た時に「俺、大丈夫かな…」と思いましたけど(笑)。でも、何とかなるものかなって。
⏤その時点で、所属しているバンドがふたつ?
Toyozo ですね、フェイダウェイズとチェリーさんと別でやっているNervous Hearts(ナーバス・ハーツ)の2バンド。
CHERRY ( レッツゴーズーは)元々長くやる予定でもなかったからね。
Toyozo 「ちょっとスタジオ入ろうよ」みたいなノリで。(レッツゴーズの)曲も知っているし。3人でスタジオに入ってみて、もしもボロクソ言われたら辞めればいいかって(笑)。
全員 ははは!
⏤3人で初めてスタジオに入った時の感触はどうでしたか?
COCO 衝撃でした。同じ曲をやっているのにこんなに違うんだって!
⏤その違いってどんな感じなのだろう?
COCO パワーも違うし、今までレッツゴーズって私が頭の中で考えたものを忠実にやっている感じだったんですけど、それを軽く飛び越えていたというか…パワーが…パワーでしたね(笑)。
全員 ははは!
Toyozo 頭の良さを感じさせないリズム隊みたいになってる(笑)。そんなにマッチョな感じでもないけどね。
COCO 私の想像を超えていて、曲そのものがボトムアップしているようで…何て言うか、曲が育っていくっていうか(汗)。
⏤同乗する人が変わるといつも通っている道もちょっと違うみたいな感覚ですかね?! いきなりアメリカのハイウェイ走っている感じになってきた、みたいな。
Toyozo フリーウェイっぽくなってきた?(笑) 雑味が出てきた、みたいな?
COCO 日本の高速道路からドイツのアウトバーンになった感じ(笑)。
Toyozo あはは。
⏤3人で演奏する初めてのライヴはどうでしたか?
COCO 一緒に演奏するようになってからまだ日が浅いけど、最初から何も心配ごとがないんですよ(笑)。いつものびのび、自由にやらせてもらってます!
CHERRY ベテランすからね。
Toyozo あっはは!
CHERRY まあ、先輩ですからね(笑)。
COCO (トヨゾーを見ながら)先輩と(チェリーを見ながら)そのまた先輩ですから。
Toyozo いやいやいや。
CHERRY あとは、ライヴ慣れもしていますからね(笑)。
Toyozo 自分が今やっているバンドとはまたスタイルが違うので、(チェリーの叩く)ドカーンとしたドラムでやるのってすごく久しぶりでいい。安心して演奏できるから、「俺、こんなにベース弾けたんだ!」ってビックリしながらやってますね。お互いがお互いに安心感を与えているような感じかな(笑)。
⏤このラインナップでレッツゴーズをやるよってアナウンスした時にはリアクションも大きかったでしょう?
COCO …え、どうだったかな。特になかったような(笑)。
Toyozo うーん、特になかったかな(笑)。
⏤(汗)だけど、「女子メンバーじゃないのね!」という驚きがありつつも、同時に「最強な3人!」というインパクトもあって。
COCO 身近な人からはわりとそういうリアクションだったけど、普通の距離で見ている人たちからは「女の子の方がいいんじゃない?」って言われたりしたことも。でも、「何くそ」と思って(笑)。
⏤(笑)バンド名をレッツゴー“ズー”にしたのは?
COCO チェリーさんから“Don’t Go’s”と“THE LET’S GO ZOO”のどっちがいい?って言われて(笑)。
⏤Don’t Go’s、ネーミングいいですね(笑)。このプロジェクトが終わったら、改めて「Don’t Go’s」をスタートしていただきたい!
全員 わははは。
CHERRY Teeとかグッズを作る時のことを考えると、ぱっと見で“ ZOO”の方が“’s”に見えていいかなって。その後もTeeを販売するということを考えるとね(笑)。
⏤そういうの、大事ですね(笑)。
CHERRY あとは、この3人での活動はあくまで“つなぎ”だからね。次に正式メンバーとして入るのが女の子だってことを考えると、同性より男が入っていた方が新メンバーはやりやすいっていうか、変な比較をされることもないだろうからいいかなって。だから、あえてここで一度性別を変えてね(笑)。
Toyozo 確かに。
CHERRY こっちはこっちの方向でやっていくという。で、次にまた“女の子3人のレッツゴーズ”に戻してあげる方がバンドとしてしっくりくるだろうなって。それで半年くらいやればいいか、と。
⏤チェリーさんのレッツゴーズ愛に感激。おふたりは今回女の子のバンドに入るっていう感覚はどのくらいありましたか?
CHERRY いや、なかったっすね。
Toyozo 俺もなかったすね。そして、俺の中では女の子とバンドをやるって結構ありえないことなんですよ。だけど、アキさん(チェリー)と別でやっているナーバス・ハーツというバンドには女の子がベースでいて。だから、自分の中では、(バンドの中に女性がいるケースに対して)解禁…そしてまた今回新たに解禁みたいな展開です(笑)。
CHERRY 俺ら(トヨゾーを指して)同じバンドをふたつやっているから、もうツーカーなんですよ(笑)。
Toyozo ぶっちゃけて言うと、当初は「女の子のバンドのベーシストに徹しなきゃいけないかな」みたいに感じていたところは少しあったんすけど、アキさんいるし、「まっ、いっか」「いつも通りやればいいや」みたいな。そんな気負いもすぐになくなって。あとは、ココちゃんに対して今さら“女性!”みたいな感情もないし(笑)。
全員 わははは。
Toyozo 友だちだしなーって。
CHERRY (ココが)20代前半だったら、こちらも多少気を遣うけど(笑)。
Toyozo そそそっ!(笑)
CHERRY お洋服も買いに行かなきゃかな、みたいな感じになるけど(笑)。
COCO 制汗剤を用意したり?(笑)
Toyozo だから、そういう意味では、自分も、今だからこそこうやってやれているのかもしれない。
⏤なるほどね!
CHERRY 10年前だったら、俺、ちょっと無理だもん。
Toyozo 確かに。10年前…俺も、ちょっと無理だったな。
⏤気持ち的に?
Toyozo 10年前は、自分ももっと尖っていたから(笑)。
CHERRY 自分のバンドに一生懸命だったし。
Toyozo そそそそ!
⏤この3人では、もう半年くらい活動している感じですが、状態としてはどうですか?
CHERRY 今ね、一番仕上がってるんで、(今月で終わるというのが)もったいないっすね!
COCO 本当に今最高なんです! 曲もね。この春にシングル「It’s too late」を出したんですけど、女子だけでやっていたらたぶんできてない曲だと思うんですよ。
⏤そっか!
COCO 女だけでバンドをやっていると、「女だけで男と闘わなければいけない」みたいなノリがどうしても生まれるのだけど…男が後ろにいると、「あ、普通に女子でいていいんだな」みたいになってきて(笑)。
CHERRY ニッキー(コルヴェット)を見習っていないな(笑)。
COCO (笑)ガールバンドをやっていると、ファッションみたいな感覚で世の中から見られてしまうのが、本当に癪で。常に「ロックやってる!」っていう感じでいたいんですよ。
⏤ニッキーも、実は“闘っている人”ですしね。
CHERRY ニッキーはガンポイント3回くらいやられている人だしね。
Toyozo へえー!
COCO ガンポイントって?
CHERRY 銃を頭に三回も突きつけられてるの。
⏤アメリカ本国で?
CHERRY そうそう。
Toyozo サバイブしてんですね。
CHERRY ほんと、サバイブしてるよね。
Toyozo そんな中で、あの感じを出しているってすげえな。
⏤だから、本当に強い人なんだと思う。
全員 うんうん!
COCO す、すごい。
⏤本当にすごい。
COCO カッコいい。
⏤シングル「It’s too late」についての話題にいきましょう。この作品ってココちゃんがドカンと前面に出ている印象ですよね。ご本人が言うように、“素をそのまま出している”という意味で、ココちゃんの“女子”の部分もすごく出ていて。レッツゴーズがここ近年リリースした音源ってゴリゴリだったでしょ? だけど、今回は収録曲3曲が3曲とも違うタイプの曲で、女子っぽさを含めたココちゃんの“らしさ”が自然な形で表現されているなって。さっきのお話にあったように“闘わなければ”というところからは解放されているのだけど、だからといってヤワでもなくて、むしろマインドの強さが出てきているというか。
COCO ふむふむ、なるほど!
⏤「私、女子でいていい」「ロックンロールが大好きな女子ですけど何か?!」っていう強さがあるよね。
COCO そうそう! わあ、嬉しい。
⏤ココちゃんのそういう部分を引き出した兄さん方のスゴさ。今強烈に感じてます。
CHERRY でしょ!!!(笑)
Toyozo わははは!
CHERRY そうでしょ、ほんと(笑)。あの感じの曲って、たぶん、前のメンバーではできないとは思うから、本当に。
COCO できない!(笑)
CHERRY (ココちゃんが)曲を書くことができても、バンド的にオッケーを出さなかったんじゃないかな。
⏤なるほど!
CHERRY そういうところもあんのかなって。だって、前はゴリゴリだったでしょ。
⏤ライヴの時、みんな怒っていたしね。
COCO 怒ってた(笑)。
⏤レッツゴーズのまた別のロックの形でしたね。あの当時はあの当時で、その前の雰囲気を突破しているところがあって面白かったけれど。
Toyozo だけど、怖かったっすよね。前の3人の時って。レッツゴーズのイメージを覆したいという思いもあったんだろうけど、メンバー同士がせめぎ合っているというより、何だか「喧嘩なんじゃないか?」みたいな(笑)。
⏤リアルに火花を散らせているという(笑)。
Toyozo 緊張感あってすごく良かったっすけど、何だろう、ライヴ終わったあと「ライヴ、良かったね!」って気軽に言えないなあって(笑)。
COCO 確かに(笑)。
Toyozo(笑)そういうストレスから解放されたのかもしれないですね。
CHERRY 最終的にキャラじゃなかったよね。
COCO 確かに。
CHERRY そこへ持っていくのはいいんだけどね。
⏤あの時、あの瞬間、あのメンバーだったから出せた空気感だったわけで、逆に、今あの感じを出そうと思っても絶対出せないですもんね。
CHERRY バンドって、基本的に仲悪いっすからね(笑)。
全員 わははは!
CHERRY フェイダウェイズ以外(笑)。
Toyozo 確かに。うちはそんなことないっすからね(笑)。
CHERRY 真面目にやればやるほど、仲が悪くなる(笑)。
⏤レッツゴーズとしてはあの瞬間を経過するというのもまた重要だったのだと思います。
COCO そうですね、うん。あの時期を経てきたからこそ、ですもんね。
⏤ココちゃんの磨きのかかったガーリー感も、“だからこそ”の賜物なんじゃないかと。
全員 わははは!
COCO ですね! こう…核を…持って…。
⏤…ちょっと飲みが足りないかな(テーブルに置いてあるチューハイを見ながら)。
Toyozo 意味がわからなくなってきているから、コアを作った方がいいね(笑)。
COCO コアをね(苦笑)。
⏤続いて、ニッキーの話題にいきましょう。レッツゴーズとして一緒に回るだけでなく、この3人でニッキーのバックバンドを務めるわけですが、今のところの手応えとしてはどうですか?
CHERRY トヨゾーくんが入る前から、「絶対にニッキーを呼ぶ!」という気持ちでいたんですよ。そこは決定事項として、早々にニッキーと直接やりとりもしていて。ニッキーも「行く行く!」という感じで、トントン拍子で今回のツアーが決まったんですね。
⏤このメンバーも、ニッキーとのやりとりも、言葉通りトントン拍子で進んできたわけですね。
CHERRY そうですね! だから、何も心配してなかったな。
⏤この3人でのレッツゴーズが完全バックアップすると知った時には、ニッキーもさぞ喜んだでしょう。
CHERRY そうそう!
⏤ニッキーも安心。全方向で安心のメンツですね、このお3人は(笑)。
Toyozo 信頼と実績の3人です(笑)。
⏤いよいよニッキーがやって来ますが、今回のツアーをどんな風にイメージしていますか?
COCO ええっ、イメージですか?
⏤ココちゃんのツアーにかける意気込みについてでも!
COCO やっぱりドリームだと思いますっ!
CHERRY …もうちょっと飲んだ方がいいんじゃない?(笑)
全員 わははは!
COCO 4年前に初めてレッツゴーズでバックバンドをやらせてもらって、「次も絶対にニッキーを呼ぶんだ!」って心に決めていながらも、アッという間に4年が経過してしまって。でもその思いを諦めずにいて、(レッツゴーズから)メンバーがいなくなってもバンドを続けていたから、こうしてニッキーにまた再会できるという。前回の来日公演がすでに奇跡だったのに、また今回も…ドリーム!!!(笑)
Toyozo これは(笑)付いちゃうやつだな。
COCO 信じること、諦めないこと、続けること。
CHERRY なんだか、野球部の話みたいになってきたな(笑)。
Toyozo 「それが大事」みたいになってきた(笑)。
全員 わははは!
COCO ロックンロールは本当にドリームがあると思います! ロックがなかったら、私、本当に何もないですもん。ロックをやっていたから、私はニッキーに会うことができたし…。
CHERRY ちょ、ちょっと固いよ!(笑)
Toyozo ドリームだからね(笑)。
COCO ドリーム! 憧れが現実になるのがロックンロール! 何もかも飛び越えて。何か…ええっと、そうです!(汗)
Toyozo ほかのジャンルがどうなのかはわからないんですけど、70〜80年代に活動していた人が、今のミュージシャンを従えてバンドをやるって、ほかではそんなにないケースというか、結構珍しいことではあるみたいですよ。パンクのシーンでは当たり前みたいにやっているけど。だから、そこはやっぱりパンクとか、ロックの力なんだなって。
COCO そう!
Toyozo そういうのってありますよね。
CHERRY マーキー・ラモーンもそうだし、M.O.T.O.のポールもそう。好きなら!というところはあるよね。
Toyozo そうそうそう! サポートしていた人が、そのままメンバーになることもあって、また次の世代の“好き”(だというファン)を生むっていう。そういうサイクルって、超最高ですよね。
⏤私たちはラモーンズだったり、ギターウルフだったり、少年ナイフなどなど、身近でそういうバンドを見てきているから普通のこととしてとらえていたかもしれないですね。そう言われてみると、本当に素晴らしいサイクル。好きなものが一緒なら、もう仲間でしょみたいな。「好き!」という気持ちとその行動が、自分たちの好きな音楽やバンドの歴史をしっかりつないでいっているということですね。最高!
Toyozo 世代とか飛び越えてね!
CHERRY (パンクは)演奏もしやすいしね。メタルだったら無理だもん。
Toyozo わははは! 突然「マイケル・シェンカー来ます〜!」とか言われてもね、みたいなね。そういうのも不思議ですよね。
CHERRY まあ、実際のところ、今回バックをやるのも、しくじれないので緊張はしますね。
Toyozo プレッシャーっすよね。みんなをがっかりさせちゃったら…と思うと。
CHERRY 自分のバンドだったらいいんだけどね。 そういう意味ではプレッシャーはある。
Toyozo ニッキーのファンをがっかりさせず、ニッキーのバンドにするっつうのは、結構なプレッシャーですね。
⏤でもほら! そこは、信頼と実績の3人だから。
CHERRY 信頼と実績の“世界のトヨゾー”がここにおりますから(笑)。
Toyozo “信頼と実績”のリズム隊です(笑)。
CHERRY 僕らふたり、(こなしてきた)ライヴ本数は本当にハンパないですからね。合わせたらヤバいっすよ。
Toyozo ヤバいですね。
CHERRY 通算千何百本…かな?
Toyozo 俺、通算800本くらいかな。場慣れはしてますね(笑)。
CHERRY ふたりで2,000本近くやっていれば大丈夫でしょう、きっと!
Toyozo でも、そのうちうまくいったライヴはわずかに何本かくらいだから(笑)。話を戻すと、ニッキーのバックバンドをやるなんて、それこそ俺の夢でもありますからね。
COCO 歴史と俺がひとつになる。
Toyozo みんなの夢がひとつになる!
⏤本当に!(涙)
CHERRY 俺、ずっと言ってました。ニッキーと初めて会った時からずっと。
Toyozo アキさんが初めて会ったのはいつ?
CHERRY NYにいた時かな。デトロイトで俺らがライヴをやった時に、ニッキーが来てくれてて。俺たち、メンバーみんなで驚愕して。「嘘だろー」って。
Toyozo Peelander-Z(ピーランダーZ)をやっていた頃っすね。
CHERRY 小さくて汚ったねえハコでライヴをやった時に、ニッキーが観に来てくれたから驚いたんですよ。そこから仲良くなって、textでやりとりするようになって。当時自分の住んでいたNYまで本当に訪ねて来てくれて。そこで飯食ったりしながらいろいろ話をして。その時から「やりたい」って言ってたんですよね。「日本でやる時には、いつかやらせてよ!」って。
⏤「みんなの夢がひとつになる」「その夢が実現する」ツアーに。そして、それがさらに歴史になる、という(涙)。今、これまで以上のワクワクが生まれてるのを感じてますよ。ただ、このツアー終了とともに、今のレッツゴーズが終わってしまうというのは寂しいですね。
Toyozo そういうことになりますね。円満退社的な。
COCO あははは!
Toyozo だけど、女の子だけのバンドとして観たいなっていうのは、俺なりにもあるな。
⏤では、その後はDon’t Go’sとして活動を続行していただきたいですね。期待しています!
CHERRY このメンバーでは、正直これからもやりたいんですよ。
COCO&Toyozo おー!
Toyozo セッションチームのような感じでね。ニッキーにとどまらず、バックバンドを必要としているバンドをバックアップするっていうのもアリなのかなって。M&M’s とか来たりしたらいいな! ぜひともやりたいっすね。
CHERRY 誰か来てくれ!
⏤その流れで、このリズム隊でのプロジェクトもまた同時に成立するような。毎回毎回違う女の子ヴォーカルを招いてセッションするよという。
Toyozo ブルゾン(ちえみ)とwith B みたいな?
⏤そういうイメージです(笑)。
全員 わはははは!
CHERRY そして、俺はカミさんに怒られる、と(笑)。
Toyozo そういうのできたら最高ですね!
⏤では、ニッキーとのツアー、どうぞ気をつけて行ってきてくださいね。
Toyozo みなさんの期待を裏切らない最高のライヴをやります。「また日本に来たい!」って、ニッキーが言ってくれるように。期待して来てもらっていいですよ。よろしくお願いします!
COCO 今回のツアーも、また新たな奇跡です! この3人とニッキーが日本で同じステージに立つなんて、二度とないことだと思うので…また起こるかもしれないけど。
⏤えっ?
COCO (笑)みなさん、ロックンロールの奇跡を信じてぜひ来てください!
THE LET’S GO’s
【CD】「It’s too late」
自主制作盤
LATE-6969
1,000円(税込価格)
発売中
ご購入はこちらから
VAMP! SHOP